歯肉の外科処置「歯周外科治療」の内容をご紹介します

みなさんこんにちは!

武蔵小杉にある「新丸子うららか歯科」です。

 

歯周病治療で行うのは、歯の汚れを落とすことや歯磨き指導をすることだけではありません。

歯肉や歯を支える骨を治療するために「歯周外科治療」をすることがあるのです。

今回はそんな歯周外科治療の内容をご紹介したいと思います。

 

  • 歯肉を切除する治療

前回紹介した「薬物性歯肉増殖症」の症状がひどい場合や、通常の歯石除去等では歯肉の形態がよくならない場合には、歯肉を切除する外科治療を行うこともあります。

 

  • 歯周ポケットを少なくする治療

歯肉と歯の間には「歯肉溝(歯周ポケット)」と呼ばれる溝があります。

歯周病になるとこの溝が深くなり、汚れがたまりやすくなるのです。

そこで歯肉の付着位置を移動させて、歯周ポケットの深さを減少させるような治療を行うことがあります。

 

  • 骨へのアプローチ

歯周病が進行すると、歯を支えている骨が溶けてしまいます。

一度溶けてしまった骨は自然に元に戻ることはないため、骨を再生する治療や移植などをすることがあります。

また、骨が不均一に溶けているような場合は骨の形態を整えるために「骨整形」という治療を行うこともあります。

 

 

このような大掛かりな治療が必要になる前に、定期検診とクリーニングで歯周病を予防しましょう。